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テンポとリズム [音楽表現]





これまで機能和声から安定と緊張の対比を探り、音の強弱や音質の変化をつけるということを考えてきました。ギターであれば強調したい音はアポヤンドを使う、ビプラートを強めにかける、右手の位置やタッチの工夫などで音の対比をつくることが出来ます。ここでもう一つ考えなければならない重要なこととして時間的な揺らぎがあります。ルバートやアゴーギクなどテンポやリズムに変化を持たせるものです。人のリズム感というのはあまりあてにならないもので、かなり訓練しないと一定のテンポを維持する、正確なリズムを刻むということは難しいのです。重要なのは無意識に揺らいでいることと、意図的に揺らしているのは全く違うということです。合奏になると正確なリズムが取れないということは大きな支障になりますが、ソロだけをやっている場合は意識的に訓練する練習も取り入れないとリズム感は良くならないでしょう。私個人は機械的な練習は嫌いなのですが、やはりメトロノームを使った基礎的なトレーニングは必要でしょう。難しいソロの曲をメトロノームを使って練習するということではなく、まず、単音だけで拍が取れる、拍を2分割、3分割、4分割して均等に刻めることが大切です。その上で付点のリズムなどをアバウトに感覚だけで演奏するのではなく、正確に取れるようにすることも必要です。
「ただ譜面に書かれた音を正確に並べるだけでなく音楽的な表現を」とは良く言われることですが、正確に音を並べることがどれだけ難しいかを分かった上で、意識的に制御されたルバート、アゴーギクが成されることを目標とすべきでしょう。
なおルバートとは元々は一定のテンポ感を維持したまま、個々の音は微妙に揺らぎがある演奏のことです。ある音を強調して長く演奏したい場合に、少し早めに出て長くするか、長くして時間が伸びた分を後の音形で調整するというようにリズムを揺らしているようでテンポ感は維持されることが出来ると自由に歌っているようでダラけない演奏が出来るようになります。


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